2013年7月22日月曜日

博物館実習Ⅳ特別講義

7月20日に博物館実習Ⅳの特別講義を開催しました。株式会社便利堂の西村営業本部次長、山本工房長、松林課長をお招きして講義と実演をしていただきました。

まず、西村次長より便利堂とコロタイプの歴史についての講義があり、実際に実物を交えた講義を拝聴しました。


その後、山本工房長よりコロタイプの仕組みと特性、更には法隆寺金堂壁画の模写の話を聞くことができました。そして、講義ののちに、学生が実際にコロタイプ技術を体験できる場を設けていただきました。



今回の特別講義では、普段体験できない技術を学ぶことのできた良い機会であったと思います。
次回は12月の補講期間に特別講義を実施する予定です。

2013年7月12日金曜日

博物館実習Ⅳ(レプリカ製作)

本日の博物館実習Ⅳの授業では、レプリカ製作を行いました。海藻由来のコピックを印象材に使用し、モルタルを充填した方法と、BBサンドを印象材にして低融点合金を充填する方法の2種類を実践しました。

2013年7月8日月曜日

木島平村ふるさと資料館 オープニングイベント

長野県下高井郡木島平村に「ふるさと資料館」がオープンしました。当館は、平成22年度より本研究室が博物館事業に関わり、大学院生主導で展示構想やパネル製作などを行なってきた博物館です。7月7日にはオープニングイベントが開催され、本学からは青木豊教授・落合知子准教授・広報課 高次氏が参加しました。

浦山副村長・湯本村議会議長・青木教授のあいさつの後、三名によってテープカットが行われました。開館記念の講演として、元中野市立博物館長の中島庄一氏より「千曲川水系の弥生文化と根塚遺跡」が論じられ、多くの方が参加しました。


講演終了後は、樋口和雄木島平村文化財調査専門幹による資料館の展示解説が実施されました。

当博物館は、筆者も大学院生の頃に構想に参加しておりました思い入れのある館です。展示内容や設備等の更新など、今後も研究室として協力をさせていただきたいです。

 

2013年7月4日木曜日

博物館概論ゲスト講師授業

7月4日の博物館概論(落合知子准教授)は、ゲスト講師を招いての特別講義を実施しました。
講師を千代田区立日比谷図書文化館の下湯直樹氏にお願いし、4日と11日の2日間の講義を行なっていただきます。
本授業では「学芸員の仕事」というテーマで講義をしていただき、本日は日比谷図書文化館の概要と事業について紹介をしていただきました。
次回は7月11日に開催されます。


2013年7月2日火曜日

全日本博物館学会 研究発表

629日・30日の2日間にわたり、全日本博物館学会の総会および第39回研究大会が開催されました。
会場は例年どおり明治大学で実施されました。本学からは後期課程1年の井上裕太君が「黒澤隆朝の東南アジア音楽調査と博物館学的意義」という題目で研究発表を行いました。


2013年7月1日月曜日

平成25年度全国大学博物館学講座協議会 全国大会

 6月28日と29日にかけて、平成25年度全国大学博物館学講座協議会の全国大会が札幌学院大学で開催されました。全国の加盟大学の内、88校133名の参加者があり、本学からは青木豊教授、落合知子准教授、中島助手の3名が参加しました。

 28日午後より大会が始まり、総会を行いました。総会では平成24年度の決算と事業報告、平成25年度の予算と事業案の報告、来年度以降の役員体制について審議されました。
 総会の後に研修会が実施され、独立行政法人国立文化財機構本部事務局長・東京国立博物館総務部長の栗原祐司先生より、「ICOMと日本の大学博物館」という題で講演がありました。また、フォーラム「地域と博物館」と銘打ちまして、3名の元博物館長より報告と討論が行われました。



 研修会終了後、北海道立埋蔵文化財センターの施設見学を行い、夕方より情報交換会が実施されました。



 29日は北海道地域の博物館見学ということで、本学より参加した3名は白老にあるアイヌ民族博物館(ポロトコタン)を見学しました。館内では展示解説を拝聴し、住居を模した施設では世界無形文化財に登録されているアイヌの舞踊を見学することができました。