2014年3月22日土曜日

平成26年度第3回博物館実習Ⅲ 北関東地方

 平成26年3月11日~14日の日程で、第3回博物館実習Ⅲ(博物館見学実習)を催行しました。第3回は、北関東地方として、長野県上田市から埼玉県さいたま市までの博物館を見学する行程でありました。
 3月11日は、長野県の所謂東信地域の博物館見学を目的とし、上田市立博物館、上田市立信濃国分寺資料館、東御市梅野記念絵画館、浅間縄文ミュージアム、堀辰夫文学記念館、追分宿郷土館の6館を見学いたしました。
 信濃国分寺資料館では、院友でもある学芸員の児玉卓文氏より詳細な説明と、学芸員の仕事に関するお話を伺いました。また、浅間縄文ミュージアムでは、國學院大學の修了生である主任学芸員の堤隆氏より博物館に関する様々なお話を聞くことができました。
 信濃国分寺資料館 学芸員 児玉卓文氏
 浅間縄文ミュージアム 主任学芸員 堤 隆氏
 堤氏 展示解説状況
 
 12日は、川場村歴史民俗資料館、中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」、国指定史跡観音山古墳を巡りました。
 中之条町歴史と民俗の博物館では、館長の一場貞氏、学芸員の福田義治氏をはじめ多くの職員の方々のご指導を戴き、解説やバックヤード見学などをさせていただきました。
中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」 外観
 中央右:中之条町歴史と民俗の博物館 館長 一場 貞氏
 
館内見学風景
 
 13日の見学は、高崎市歴史民俗資料館、群馬県立歴史博物館、群馬県立自然史博物館、藤岡歴史館、塙保己一記念館に於いて実施しました。
 高崎市歴史民俗資料館では、館長の矢島克彦氏と学芸員の大工原美智子氏に対応をしていただき、様々な質問にも応対していただきました。
 群馬県立歴史博物館では、学芸係の中山剛志氏より学芸員についてのお話しを賜ったほか、院友の江原岳志氏にもお話を伺うことができました。
 左:高崎市歴史民俗資料館 館長 矢島克彦氏、右:同学芸員 大工原美智子氏
 群馬県立歴史博物館 講義風景
 群馬県立歴史博物館 学芸係主任 中山剛志氏
 
 最終日の14日は、横瀬町歴史民俗資料館、埼玉県立自然の博物館、さいたま市大宮盆栽美術館を見学しました。
 横瀬町歴史民俗資料館では、学芸員の深田芳行氏より解説を賜り、また埼玉県立自然の博物館では、自然担当課長の碓井徹氏、自然担当学芸員の北川博道氏などから収蔵庫を含むバックヤード見学とお話を伺いました。
 横瀬町歴史民俗資料館 外観
 横瀬町歴史民俗資料館 解説風景
 埼玉県立自然の博物館 解説風景
 埼玉県立自然の博物館 学芸員 北川博道氏

 今回の見学実習では、比較的身近な地域の博物館が多く、学生もイメージが湧きやすかったかと思います。各自が博物館の現状と課題について考えることが、本実習の目的の一つであることから、その点に於いて良い例が多々ありました。
 次回は、8月の関西地方と北海道地方実習です。

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