羅教授は、上海大学中国産業芸術研究院の副院長で、美術考古学を専門としておられます。この度、國學院大學大学院の国際学術交流事業に伴い招聘を行い、9月30日から一か月の日程で日本での博物館研究を行っております。
今回の特別講義は、本学青木豊教授の博物館展示論の受講学生および大学院生を対象とし、4限・5限の時間を用いて実施しました。
左:上海大学 羅宏才教授、右:本学 青木豊教授
4限は、本学大学院博物館学コース博士課程前期1年の張哲君に通訳をお願いし、約140名の学生が講義に参加しました。
左:羅 教授、 右:大学院生 張哲 君
教室全景(4限@2303教室)
また5限では、本学大学院博物館学コース博士課程後期1年の王娟さんに通訳をお願いし、約60名の学生が講義に参加しました。
左:大学院生 王娟さん、 右:羅 教授
教室全景(5限@2402教室)
講義風景
今回の特別講義では、日本国内でもあまり知られていない「同文書院-秦隴旅行班-」について取り上げ、新発見の資料からその実態解明を試みた研究を紹介するものでした。普段聞くことのできない戦前期の日本と中国の関係について丁寧な解説を戴き、参加した学生も興味を持った者が少なくないと思います。
羅教授は、次週より九州を訪問し、長崎国際大学にて「中国の博物館事情」について講演を行う予定です。
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