2015年4月6日月曜日

大学院特定課題研究に伴う事前調査

 本研究室は、昨年度末に募集のありました「國學院大學大学院特定課題研究」に応募し、この度「郷土文化資源の現代社会への活用に関する博物館学的研究―地域創生を目的する新たな地域資源の発見と再確認―」という題目の研究が採択されました。
 本研究は、山形盆地南端域にあたる山形県寒河江市の平塩地区およびその周辺を主たる研究対象としています。当該地域に於いては、現在まであまり顧みられることのなかった、地域に所在する考古・歴史・民俗・自然などの固有の風土を対象に、新たな郷土文化資源の発見と再確認によって郷土の自然・文化資源の把握を行い、具体的活用方法を追求することを目的としたものであります。
 当該調査は3ヶ年の実施を計画しておりますが、一年目の本年は平塩地区に所在する平塩熊野神社を中心とした地域を対象とし、学術的な発掘調査を含めた総合的な地域研究の実施を検討しております。
 調査に先立ちまして、寒河江市教育委員会および平塩熊野神社宮司との事前協議、現地の現状把握を目的とした事前調査を実施しました。
 寒河江市教育委員会・平塩熊野神社宮司との事前協議
平塩熊野神社境内地の現状確認

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