2015年11月13日金曜日

釜山市立博物館 羅東旭氏 特別講義

 平成27年11月9日~13日の日程で、大韓民国より釜山市立博物館の羅東旭氏を招聘いたしました。羅氏は、釜山市立博物館において文化財発掘調査チーム長を務められており、研究としては中世の「倭城」の考古学的研究に携わっております。今回は、高度博物館学教育プログラム後継事業に基づき、4泊5日の日程で来邦されました。
本学青木教授との対談風景(右:釜山市立博物館 羅東旭氏)

 羅氏は、9日に到着し、10日の大学院開校科目「地域博物館論研究・特殊研究」にて、「釜山博物館と体験学習活動」と題する講義をして戴きました。
 大学院講義風景①
                           大学院講義風景②

 11日は、東京国立博物館と江戸東京博物館を見学しました。
 12日には、学部の「博物館経営論」の時間において、「博物館の常設体験学習」と題する講義をしていただきました。
学部講義風景

 今回の特別講義では、釜山広域市内に所在する博物館の概要と実態を概観したうえで、同館の実践する教育普及活動について丁寧な講義を戴きました。日本よりも博物館教育の分野で先行している韓国の実例を学ぶことで、より実践的な知識を得られたことと思います。

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