2012年6月15日金曜日

仮張板に柿渋を引く作業

本日は良い天気なので、博物館実習Ⅳの授業内で仮張り板に柿渋を塗る作業をしました。


仮張り板に柿渋を塗る実習生
 本来なら木で骨組みを作り、そこに和紙を張り重ねたもの(襖や屏風をイメージするとわかりやすいです)を仮張り板をして使用するのですが、最近の実習ではベニヤ板を使っています。木枠から作るといいのですがそこまでの時間は取れません。

柿渋はまだ青い柿を圧搾した液を熟成、発酵させた液体です。タンニンを豊富に含んでおり、防腐効果があり、乾くと防水効果を発揮します。
この防水効果を狙って仮張り板に塗るのです。

昔ながらの柿渋はすごいに臭いがするらしいのですが、実習では周りの迷惑もあるので、無臭のものを使い、幾重にも塗り重ねていきます。



木枠に和紙を張り、柿渋液を塗り重ねた仮張り板
 上の画像の仮張り板は木枠に和紙を重ね、茶色くなるまで塗り重ねた仮張り板です。ここまで塗るにはかなり塗り重ねなければなりません。



この画像は今日塗ったもの。立てかけているものが2回塗ったもの、左側の下に置いているものが3回目が終えたくらいでしょうか。なかなか遠い道のりです。

今日塗ってくれた実習生。
おつかれさまでした。

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