2014年9月23日火曜日

青木教授、落合准教授 中国出張

 平成26年9月1日から7日の日程で、本研究室の青木豊教授及び落合准教授が中国へ出張されました。本出張は、海外インターンシップ受講学生の引率と交流事業に係る協議を目的とするもので、今年は大学院博士課程後期2年の院生が参加しております。
 9月1日は移動日とし、2日には今回の派遣インターン大学院生を引率同行し、西安于右任故居紀念館においてインターンシップ実施内容などに関する協議を行いました。
西安于右任故居紀念館でのインターンシップ打ち合わせ
(左:于右任故居紀念館長 于大方氏、中央左:本学青木教授、中央右:右任故居紀念館長 于大平氏、左:大学院生)

また2日には、关中民俗院、秦砖汉瓦博物馆、唐宛、华藏博物馆等の周辺博物館施設調査を実施しました。夜間には、青木教授による講演会「日本の博物館の現状と課題」を開催しました。
西安 青木先生講演風景

9月3日には、西安于右任故居紀念館において、引き続きインターンシップ実施内容などに関する協議を実施し、その後、汉城遗址、汉唐石刻博物馆、芙蓉园、邱总个人瓷器收藏等の周辺博物館施設の調査を実施しました。また夜間には、落合准教授による講演会「野外博物館事情」を開催しました。
西安漢長安城未央遺跡博物館会議室にて講義

9月4日は移動日として、次の用務地である上海へ向かいました。9月5日には、上海大学に於いて今後の協力事業実施計画等について協議し、さらに上海大学の要請により本学の高度博物館学に関する特別講演を実施しました。
 青木教授 上海大学講演風景
落合准教授 上海大学講演風景

また同日には、周辺博物館施設調査として、上海宝山罗店闻道园野外博物馆を見学しました。
 9月6日には、上海大学に於いて今後の協力事業実施計画等について協議を行い、上海崧澤文化博物館、上海青浦广富林遗址公園等の周辺博物館施設等の調査を実施しました。
 両先生は、9月7日に帰国されましたが、インターンシップ生は9月28日まで中国に滞在いたします。大学院生には、今回のインターンシップを通じて、今後の研究活動や博物館活動に対し、得られるものがあればと思います。

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